2016年7月16日土曜日

「オデッセイ」

「オデッセイ」を観ました。




有人火星探査ミッションの遂行中に突発的な事故に遭い、独りで火星に取り残されてしまった宇宙飛行士のワトニー。サバイバルに必要な食糧も酸素も水も足りない中、なんとかして地球と通信し、生還しようと奮闘します。





よくあるSF映画かと思いきや、植物学者であるワトニーがじゃがいもの栽培を試みたり、昔の通信機を使って信号の送受信をしたりと、トライ&エラーを繰り返しながらコツコツと壁を乗り越えていく姿に悲壮感はなく、ここは火星だというのに共感すら覚えます。

「火星でひとりぼっち」といういわば絶体絶命な状況下だというのに、ずっと70年代のディスコミュージックが流れているのも、とにかくおかしくて。

隕石が落ちてきたり、地球で待つ家族が泣き叫んだり、ヒーローが人類を救ったりするような派手さはないけれど、じわじわと笑える楽しい作品でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。