2007年1月15日月曜日

Tokyo Ska Paradise Orchestra 2006 Tour

2006年7月から始まった東京スカパラダイスオーケストラ 2006ライブツアー「Wild Peace」、7カ国71ツアーのファイナル公演を聴きにさいたまスーパーアリーナへ行ってきました。

このファイナル公演の目玉は、なんといってもゲストボーカル。「Come On!」から大盛り上がりで始まり、ハナレグミ、Charaとゲストが出てくるたびに、大歓声。そんな調子で、Tシャツ1枚でいても汗がでるくらい熱いアリーナに甲本ヒロトが登場したときには、みんながあまりに興奮して手を振り上げてるから、最後尾ブロックにいた私からはモニターでしかヒロトの姿が確認できないほど。「星降る夜に」は、普通の音源で聴いたら決して盛り上がる楽曲ではないと思いますが、ヒロトのダンスと力いっぱいの歌に、私を含め会場全体が地震のようにタテ揺れ!すごい迫力です。大きなミラーボールが回るアリーナで、スカのリズムとパンチの効いたヒロトの声にぴょんぴょん飛び跳ねながら、ライブの醍醐味を味わってきたのでした。

「DOWN BEAT STOMP」で終わるまで、酸欠になりそうなくらい熱気に包まれた2時間半。歌ももちろんよかったけど、言葉がなくても伝わる音楽は確実にあるのだと、なんだかものすごく感動しました。鳴りものはやっぱり最高!元吹奏楽部の血が騒ぎました。

2007年1月10日水曜日

『大人の写真。子供の写真。』


『大人の写真。子どもの写真』

同じ風景を、大人と子供でどう撮るかという写真比較をしている本書。

旅先で風景を写真におさめて帰ってくることは多いものの、何年か経ってその写真を見返しても「これ、どこだっけ?」と記憶があいまいになっていることが多々あります。逆に、特別な場所でなくても、「ここ、みんなでじゃんけんグリコしたよね!」とか、「この島、原チャリ借りて回ったな」といった確かな思い出があると、写真からすぐにその記憶がよみがえるものです。

大人と子供の写真を見比べて気づくのは、大人の写真は美しい風景や写真映えする構造がおさまっているのに対し、子供の方は「ここは楽しいから撮るぞ!」という気持ちが切り取られているということ。子供は、誰に写真を見せるかなんてたぶん考えていなくて、自分の好奇心に忠実にカメラを向けているんですね、きっと。