2009年10月3日土曜日

「南極料理人」



テアトル新宿で、「南極料理人」を観てきました。

正直、あまり期待していなかったのですが、想像以上に楽しかった!お料理をもっと大げさなくらいにおいしそうに撮ってもよかったんじゃないかな。スクリーンから溢れ出るような「大人の男子校」的活気に、2時間ずっと笑わされっぱなし。元気の出る映画でした。

2009年7月31日金曜日

富士登山

富士登山に挑戦しました。

金曜日の晩、仕事後に車で須走口へ。五合目駐車場に着いたときにはすでに0時過ぎ、外は真っ暗で満点の星空です。後部座席のシートを倒して車内で眠り、5時起きして登山開始。


七合目の山小屋では、まだ余裕の笑顔。青空がのぞいて頂上が見えるとモチベーションも上がり、おしゃべりしながらハイキング感覚で進めましたが、八合目に差しかかる頃には、笑顔ひとつつくれなくなるなんて…軽々しく登ろうなんて考えたことを後悔しながら、どんどん重くなる足をひきずるように動かします。

結局、八合目からはすべての荷物を夫に持ってもらい、山小屋に着くたびに足を揉んでもらい、
7時間くらいかけて、やっとのことで登頂!山頂の浅間大社の鳥居が見えた時には、感動というより心底ホッとしました。

登りのつらさには劣るものの、下りも本当につらかった!下山にも4時間くらいかかりました。砂走りでは、ほんと膝が笑って止まらなかった。

富士登山に必要なのは気合と根性ではなくて、荷物を持ってくれる優しいパートナーだと実感したのでした。

2009年7月18日土曜日

ハワイ旅行

先週は夏休みをとって、1週間のハワイ旅行をしてきました。

ちょうどマイルが貯まっていたので、ビジネスクラスにアップグレードしての贅沢旅。

夫は初ハワイなので、できるだけ楽しい思い出をつくってもらおうといろいろと計画していたのですが、残念ながら現地は雨。ラニカイビーチに行っても雨、カネオヘ湾でウミガメ見ても雨、ビーチバレーしても雨、バーベキューしても雨、ダイヤモンドヘッドに登っても頂上付近でいきなり雨…
…。


仕方がないので、つかの間の青空にホテルのプールで少しだけ焼いて、あとはインドアで楽しみました。円高で1ドル=94円だったこともあり、KateSpadeでビーチサンダルやバッグを買い、AvedaやアラモアナでSPAとお買いもの三昧。

ある日の朝ごはんにIHopでパンケーキ、お昼には大好きなチーズバーガー・イン・パラダイスへ。

夜も明るいワイキキビーチでは、「スリラー」が流れる中、たくさんの若者たちが楽しそうに踊っていました。そして私はその音を聴きながら、ホテルの部屋で「1Q84」を読んでいたのでした。

2009年6月11日木曜日

「Roger Nichols & The Small Circle Of Friends」


Roger Nichols & The Small Circle Of Friends」 Roger Nichols を聴きました。

恥ずかしながら、初めてのロジャー・ニコルズですこんな名盤を今まで聴いたことがなかったなんて……!大学生くらいのときに聴いていたら、その後の人生がもっと広がっていたのではないかと本気で思うくらいに、心に沁みる素晴らしいアルバムでした。

あまりに感動して、誰かに勧めたくてたまらないのですが、音楽好きのみなさんは、きっと「何をいまさら」という感じなんでしょうね。

「Wolfgang Amadeus Phoenix」



Wolfgang Amadeus Phoenix Phoenix を聴きました。

なんともすごいタイトルです。

でも、中身は確実。どんな気分のときにも安心して聴ける、すばらしい仕上がりでした。私にとって、こんなにも信頼できるフレンチバンドはいません。

さて、Phoenixといえば、毎回びっくりするほどにダサすぎるジャケット!でも、今回は普通ですね。個人的にはPhoenixのベストアルバムは"United"なのですが、CD屋でレジに持っていくのをためらわれるようなジャケットデザインに、ある意味拍手を送りたいくらいです。

「魂のゆくえ」






「魂のゆくえ」 くるり

くるりの新アルバムを早速買ってきました。最初の感想としては、ずいぶん、吹っ切れた感のある素直な音。かなり作りこんだ前作に比べると拍子抜けするほどあっさりしていて物足りない印象がありますが、「これぞ、くるり!」という気もします。

6/23にライブに行く予定なので、それまでに聴きこんで予習しておきます。

2009年3月29日日曜日

OASIS LIVE 2009

初めてのoasisのライブで、幕張メッセに行ってきました。

開場時間より少し早く、17時頃に幕張駅に着いたときにはすでに入場待ちの長蛇の列。入口から500mはあろうかという行列で、長蛇というより、もう大蛇並みでした……。冬物のコートを着ていても凍えるほどの寒さに、この時点でグッズ売り場で半袖Tシャツを買おうという気持ちは完全に消失。

アリーナ席でのオールスタンディングでしたが、最後ブロックだったので、後ろの壁にもたれかかって腰を下ろして聴くことに。でも、それはそれで気分はフェスみたいで、なかなか悪くはないのです。

前座が姿を引っ込めた後、Fuckin' in the Bushesが流れていよいよご登場!さわやかに登場するノエルに続き、リアムといえばかなりの短髪にワイルドすぎるもみあげという格闘家のようないでたち。そして、手にはタンバリン。「スター登場!」の迫力に、
さっきまで寒い中並んでたことなんてすっかり忘れ、テンションが上がります。

Rock'n'Roll Starのイントロが聴こえたところで、会場は大歓声。やっぱり昔の曲の方が盛り上がりますね!


早々とタンバリンを客席に投げてしまったり、ノエルが歌ってるときは舞台袖の柱にもたれかかってかったるそうな顔をしているリアムの姿には苦笑しましたが、派手な演出も特になく、意外にも淡々と進む誠実なステージに驚きました。

中盤、ずいぶん長い間ノエルの歌が続くなぁと思っていたら、"This special song for Japanese fans only" という言葉の後に、ノエルソロの弾き語りでWhatever!一気に体温が上がりました!
感激しすぎて、ちょっぴり涙ぐむほど。

そしてアンコールの後には、待ってましたDon't Look Back in Anger!!当然のように、サビは大合唱!すごい…!さらに続けてChampagne Supernova!最後はビートルズのカバー曲、I Am The Walrusにフーフー言って終わり。

やっぱりoasisは大スターで、ノエルもリアムも本当にかっこよかった!ファンの「oasis大好き!」という熱気があふれていて、とても素敵なライブでした。



セットリスト
01. Fuckin' in the Bushes
02. Rock'n'Roll Star 
03. Lyla 
04. The Shock of the Lightning 
05. Cigarettes & Alcohol 
06. The Meaning of Soul 
07. To Be Where There's Life 
08. Waiting for the Rapture 
09. The Masterplan 
10. Songbird 
11. Slide Away 
12. Morning Glory 
13. Ain't Got Nothin' 
14. Whatever
15. The Importance of Being Idle 
16. I'm Outta Time
17. Wonderwall 
18. Supersonic 
アンコール
19. Don't Look Back in Anger 
20. Falling Down 
21. Champagne Supernova 
22. I Am The Walrus

2009年1月10日土曜日

STARS Japan Tour '09

念願のSTARSのライブを聴きに、渋谷クアトロに行ってきました。

私の2008年のベストといったら、STARS!Nightsongsとの出会いは、本当に衝撃的でした。そして、STARSにどっぷり浸かっていたころに偶然入手した来日ライブ情報。小躍りしながらこの日を心待ちにしていたのでした。


前座が登場した時点ではステージから1mくらいのところで聴けてしまうほどガラガラだった会場も、前座が終わる頃には人も増え、場が着実に暖まったところでSTARS登場!想像以上に大きいエイミー・ミランと、バラの花びらを吹いてフロアにまき散らすトーキル・キャンベル。

The Night Starts Hereに始まり、かなりアップテンポなナンバーが続き、飛び跳ねるのにも若干疲れてきたところでWindow Bird。生で聴くエイミーの歌声が透明感があって繊細で、なんとも言えず美しい。STARSの良さは歌を引き立たせる音づくりにあると思っているので、しっとりと聴かせるスローな楽曲が私は好きなのです。中盤、Look Upではフロントのトーキルとエイミーが肩を寄せ合いながら、音を重ねる。なんだか見ているだけで胸が熱くなる光景でした。

トーキルの投げた赤いバラと、ドラムが投げたスティックをキャッチできてご機嫌でタテノリ再開し始めたところで、Midnight Coward!はかないメロディーとサビへ盛り上がりが最高なのです。そして文句なしのA級ナンバーElevator Love Letter、最後に1曲目に呼応するかのようにOne More Nightを演奏して、ライブ終了。



キャッチしたドラムのスティックは、よく見るとギザギザと先が削れており、プロを感じました。ちなみに、結構待たされたアンコールの後、着替えて登場したトーキルを見て、一緒に行った友人が「グッズのTシャツを売ろうと思ったら、ここで自分が着て出てこなきゃダメだよね」と一言。大きく頷いたのでした。

STARSは、日本では決して有名とは言えないカナダのバンド。今日のライブも小さな会場に収まるくらいのコアファンと業界の人しかいなかったと思いますが、よく考え抜かれたセットリストとメンバーのサービス精神のおかげで、温かくて楽しいライブでした。

欲を言えば、ファーストからも何かやってほしかったところ。次回の来日にも期待します。



【Set List】
1. The Night Starts Here
2. Take Me To The Riot
3. Soft Revolution
4. Window Bird
5. What The Snowman Learned About Love
6. Reunion
7. Bitches In Tokyo
8. Going, Going, Gone
9. Look Up
10. Ageless Beauty
11. Midnight Coward
12. A Thread Cut With A Curving Knife
13. Undertow
14. What I'm Trying To Say
15. Elevator Love Letter
16. Your Ex-Lover Is Dead
(アンコール)
17. Set Yourself On Fire
18. My Favorite Book
19. Today Will Be Better, I Swear!
20. One More Night