2007年4月17日火曜日

「スリーアウトチェンジ 10th Anniversary Edition」

「スリーアウトチェンジ 10th Anniversary Edition」スーパーカー


(上の通り、本当にのっぺらぼうのジャケットなので、画像を載せても面白くないのですが……)

私の青春、スーパーカーの1stアルバムにして最高の名盤「スリーアウトチェンジ」の10周年記念盤が出たので購入しました。

disc1はリマスターされてはいるものの、10年前に発売されたものとほとんど変わりません。が、disc2はデモテープ音源だったり、パーカッションの入ったアレンジバージョンだったり、アルバムとしては音質も悪く、とても聴けたものではありませんが、ファンにとってはなつかしい宝物といえるべきものです。

要するに、スーパーカーが大好きすぎる人たちに向けて作られた商品を、マーケティングの意図に乗っかってコレクションしたということです……。

仕方ない、好きなんだから。もうスーパーカーの新曲は聴けないのだから。

2007年4月12日木曜日

『ロング・グッドバイ』

「ロング・グッドバイ」レイモンド・チャンドラー著/村上春樹訳

最初の1ページ目からぐいぐい引き込まれ、早く先を読み進めたくて仕方がないのに、読み終えてしまうのがさみしくて、もっと時間をかけて読んでいたいという、矛盾する気持ちを抱えながら読みました。

正直なところハードボイルドなんてよくわからないし、暴力や殺人ばかりの血なまぐさいストーリーではありますが、マーロウの情に厚い性格や、確かな洞察力と、人に対するまっすぐな期待や信頼がきちんと伝わってくるからこそ楽しめる作品。

結末がわかっているサスペンスものなんてつまらなくなりそうなものなのに、何回読んでも新しい発見があり、購入してからも、何度も読み返しました。

それくらい、どっぷりはまってしまった。本当におもしろかった!

「長いお別れ」の方も、ぜひ読んでみたいです。

2007年4月10日火曜日

「RIOT ON AN EMPTY STREET」

「RIOT ON AN EMPTY STREET」 KINGS OF CONVENIENCE


ノルウェー出身のアコースティック・デュオ、KINGS OF CONVENIENCEの3rdアルバム。サイモン&ガーファンクルの再来とか言われているそうですが、優しく暖かい歌声と、切ないメロディがたまりません。

仕事に疲れて帰宅したときなどに、無意識に手に取ってしまう癒しのアルバムです。

2007年4月1日日曜日

「not too late」

「Not Too Late」Norah Jones


声も楽曲も大好きなノラ・ジョーンズ。

私はロックやポップスをかけながら読書したり仕事をしたりすることができないので、BGM的に使いたいときはもっぱらジャズやクラシックを音を落として流すことが多いのですが、これはBGMというほど空気化させたくはないけれど、ずっと集中して音楽を聴ける気分ではないときに重宝しています。特にけだるい朝に肌なじみがよいです。