同じ風景を、大人と子供でどう撮るかという写真比較をしている本書。
旅先で風景を写真におさめて帰ってくることは多いものの、何年か経ってその写真を見返しても「これ、どこだっけ?」と記憶があいまいになっていることが多々あります。逆に、特別な場所でなくても、「ここ、みんなでじゃんけんグリコしたよね!」とか、「この島、原チャリ借りて回ったな」といった確かな思い出があると、写真からすぐにその記憶がよみがえるものです。
大人と子供の写真を見比べて気づくのは、大人の写真は美しい風景や写真映えする構造がおさまっているのに対し、子供の方は「ここは楽しいから撮るぞ!」という気持ちが切り取られているということ。子供は、誰に写真を見せるかなんてたぶん考えていなくて、自分の好奇心に忠実にカメラを向けているんですね、きっと。
大人と子供の写真を見比べて気づくのは、大人の写真は美しい風景や写真映えする構造がおさまっているのに対し、子供の方は「ここは楽しいから撮るぞ!」という気持ちが切り取られているということ。子供は、誰に写真を見せるかなんてたぶん考えていなくて、自分の好奇心に忠実にカメラを向けているんですね、きっと。
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