「ゴーン・ガール」を観ました。
結婚5周年の記念日に、キッチンに大量の血痕を残して妻エイミーが突然姿を消し、順風満帆にみえたニックとエイミーの夫婦の日常が破綻。ニックは妻の行方を心配しますが、次第に世間から妻殺しの疑惑の目が向けられるようになり、孤立していきます。
ずっと観たかった「ゴーン・ガール」。今さら感はありますが、どうしても夏に観たかったんです(怪談話として)。
できるだけネタバレは避けて、前情報を入れずに観ましたが、本当におもしろかった!町山智浩さんが「ジェットコースター映画」と評していましたが、予想を裏切る展開の数々で、驚いたり爆笑したりゾッとしたりと、振り回されっぱなしでした。
二人がしあわせだったころのキラキラしたエイミー。知的で美人で、まさに「パーフェクトエイミー」。その後に続く姿との対比がすごい……。
昔はイケメン枠だったのに、今やすっかり情けない夫が板についたベン・アフレック。そういえば、ゴーン・ガールの公開後に私生活でもナニーと浮気して離婚とか報じられていたような……。
ずいぶん高低差の激しいジェットコースターに乗った気分にはなりましたが、最後のエイミーが言う「結婚ってそういうものよ」という言葉が、すとんと腹に落ちました。結婚生活って、平たく言うと「山あり谷あり」ですよね。
ロザムンド・パイクといえば、マッシヴアタックのクールなMVも素敵だったな。