2016年2月19日金曜日

『とにかくうちに帰ります』

『とにかくうちに帰ります』 津村記久子

職場を舞台にした短編集。

どの職場でも似通ったことが起きていそうな、ごく普通の日常を丁寧に描いており、情景がありありと浮かびます。

仕事で疲れを感じるのは、業務そのものよりも、むしろこういった人間関係のわずらわしさかもしれないな、としみじみ。


次女が生まれてからなかなかまとまった時間がとれないので、読書といえばエッセイや短編集ばかり。

マザーズバッグは常にオムツや着替えでパンパンなので、できるだけ自分の荷物は少なくしようと思っているのですが、それでも、もしかしたら途中で子が寝て、ふらりとカフェで読書ができるかもと期待して、文庫をバッグに入れて日々散歩に出かけています。

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