2016年12月18日日曜日

『よるのふくらみ』

『よるのふくらみ』 窪美澄

『ふがいない僕は空を見た』を読んだときの衝撃、ふたたび。

またしても、ずいぶん生々しい小説を読んでしまった。自分にも人にも甘くてだらしない主人公たちが、なんとも優しく心地よい。

人の欲望の奥底をのぞいてしまったような気まずさもありつつ、それでいてくつろぎや赦しを感じる温かいお話でした。





0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。