『ランチのアッコちゃん』 柚木麻子
本好きの友人たちの間で評価の高い柚木麻子さん。初めて手に取ってみました。
読後の感想は、「さらりと読めた」、これに尽きます。読みやすい文章とテンポよく進む話の展開で、週末の夜にソファでゴロゴロしながら、たまに本から顔を上げて家人と会話をしたりしながら読み進めていたら、あっという間に読み終わりました。
決して面白くなかったわけではないけれど、あと数ヶ月したら読んだことを忘れて、もう一度手に取ってしまいそう。毒にも薬にもならなかった感じかな。
それにしても、この装丁。仕事が忙しく、いつも「お弁当なんて、卵焼きとミニトマトだけで十分でしょ」というくらい手間暇は望めなかった母が作ってくれたお弁当を思い出します……。
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