『楽園のカンヴァス』原田マハ
以前、『本日は、お日柄もよく』を読んで撃沈した原田マハ。代表作を読んでおこうと思ってリベンジした本作は、なかなかおもしろかった!
恥ずかしながら、絵画の心得は皆無のため、“ルソーの「夢」”と言われても、どの作品なのかすぐにピンとこなかったくらいの無教養ぶりですが、そんな私でも最後までワクワクと楽しみながらページをめくることができました。ただ、物語の設定は本当に面白いのだけれど、残念ながら文体とか表現とかはあまり好みではなく……。
画家の一生に思いを馳せながら、作品に込められた思いをあれこれ思案できる素敵な物語でした。
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