2012年12月1日土曜日
Drawer リバーシブルスカート
先日、Drawerでスカートを買いました。
このスカート、ベージュ×ピンクのリバーシブルなんです。コンサバな形だけれど、裾やサイドが切りっぱなしのようになっていて、OLさんぽくなりすぎないのが気に入って。
ネイビーや黒のツインニットに合わせて、お仕事や子ども行事に着たいと思っています。
2012年11月22日木曜日
DIANE VON FURSTENBERG レーススカート
以前、ラップワンピースを着て大好きになったダイアンにて、スカートを購入しました。
ワンピース同様、かなりストレッチが効いているので、すごく履きやすいのです。タイトスカートは苦手ですが、これなら大丈夫。色柄違いでもう1着ほしいくらい。
大柄のレースだけど、着ると意外と控えめなので、子どもの行事にも着ていけそう。
2012年10月20日土曜日
『文体練習』
『文体練習』 レーモン・クノー
1つの同じ事象を前にしても、その伝え手の背景に何があり、どのように受け取ったかによって、どのように表現されるのかは異なる。そしてまた、それを伝聞した人がどのように受け取るのかも十人十色、百人百様。
そんなことを、ある事象を99通りの言い回しで表現するということによって示している本。
タイトルにあるような、文体を練習する本というわけではなく、コンテキスト・デザインについて初心に立ち返って考えさせてくれる一冊です。ハッと目が覚めるような新鮮な感覚を味わいました。
1つの同じ事象を前にしても、その伝え手の背景に何があり、どのように受け取ったかによって、どのように表現されるのかは異なる。そしてまた、それを伝聞した人がどのように受け取るのかも十人十色、百人百様。
そんなことを、ある事象を99通りの言い回しで表現するということによって示している本。
タイトルにあるような、文体を練習する本というわけではなく、コンテキスト・デザインについて初心に立ち返って考えさせてくれる一冊です。ハッと目が覚めるような新鮮な感覚を味わいました。
2012年9月14日金曜日
「お茶でも飲みましょう」Skypeトークショーへ
オザケンによるトークショーを聞きに、渋谷クアトロに行ってきました。
少人数のトークショー(「お茶会」)は、Skype越しとはいえどもかなりアットホームで、中には直接オザケンと会話できるラッキーな参加者も。
ライブのような昂揚感はありませんが、和やかで楽しい時間を過ごしてきました。
鼻につくという人もいるとは思いますが、オザケンが語る話は、いつも知的でおもしろいのですよ。
2012年9月1日土曜日
2012年8月1日水曜日
『舟を編む』
『舟を編む』 三浦しをん
芥川賞や直木賞よりも本屋大賞が好きで、今まで読んだことがない作家との出会いを目的に、よく手に取ります。2012年度の本屋大賞である本作は、自分の仕事に通じるものがあり、かなり響きました。
編集という仕事は、実に地味な縁の下の力持ちなのです。考えれば考えるほど思考がこんがらがってしまい、何度も手直しすればするほど本質から遠ざかっていくことたびたび……。
「編む」という言葉の深さを改めて感じさせられた一冊。よい出会いをしました。
芥川賞や直木賞よりも本屋大賞が好きで、今まで読んだことがない作家との出会いを目的に、よく手に取ります。2012年度の本屋大賞である本作は、自分の仕事に通じるものがあり、かなり響きました。
編集という仕事は、実に地味な縁の下の力持ちなのです。考えれば考えるほど思考がこんがらがってしまい、何度も手直しすればするほど本質から遠ざかっていくことたびたび……。
「編む」という言葉の深さを改めて感じさせられた一冊。よい出会いをしました。
2012年7月1日日曜日
『ポトスライムの舟』
『ポトスライムの舟』津村記久子
同年代(ロスジェネ世代)の著者・津村さん。掴みどころがない脱力具合が心地よく、一言一言が異常なまでに腹にストンと落ちてきました。
「バブル入社世代」「就職氷河期世代」「ゆとり世代」などと世代でラベル分けすることは多いけれど、内心、そうした区分に違和感を覚えていたものでした。でも、こうして同年代の作家に共感を覚えてしまうあたり、やはり「世代」というのは存在するのだと実感。
ところでまったく余談ですが、「肩肘張った」という言葉から、ついつい「肩パットが入った洋服」を連想し、さらにはバブル世代の男女雇用機会均等法を生き抜いてきたたくましい女性キャリアたちを連想してしまうのは私だけでしょうか?
同年代(ロスジェネ世代)の著者・津村さん。掴みどころがない脱力具合が心地よく、一言一言が異常なまでに腹にストンと落ちてきました。
「バブル入社世代」「就職氷河期世代」「ゆとり世代」などと世代でラベル分けすることは多いけれど、内心、そうした区分に違和感を覚えていたものでした。でも、こうして同年代の作家に共感を覚えてしまうあたり、やはり「世代」というのは存在するのだと実感。
ところでまったく余談ですが、「肩肘張った」という言葉から、ついつい「肩パットが入った洋服」を連想し、さらにはバブル世代の男女雇用機会均等法を生き抜いてきたたくましい女性キャリアたちを連想してしまうのは私だけでしょうか?
2012年6月15日金曜日
『憂鬱なハスビーン』
『憂鬱なハスビーン』朝比奈あすか
ハスビーン(has been)とは、「かつては何者かだったけれど、今はもう終わってしまった者」のこと。遠い昔に神童と呼ばれたり、お受験や中学受験を経験してきた人ならば、多かれ少なかれ共感できるものがあるのでは。
過去の栄光にすがりつくわけではないけれど、今の自分を素直に受け入れられないという状況はなかなかに切なく、主人公のもやもや感が響きました。
そういえば、私も小中学生の頃、学校が終わってから親に塾の送り迎えをしてもらっていたなぁ……大変だっただろうなぁ。自分が親にしてもらったことを、自分の子どもにもできるだろうか……。
ハスビーン(has been)とは、「かつては何者かだったけれど、今はもう終わってしまった者」のこと。遠い昔に神童と呼ばれたり、お受験や中学受験を経験してきた人ならば、多かれ少なかれ共感できるものがあるのでは。
過去の栄光にすがりつくわけではないけれど、今の自分を素直に受け入れられないという状況はなかなかに切なく、主人公のもやもや感が響きました。
そういえば、私も小中学生の頃、学校が終わってから親に塾の送り迎えをしてもらっていたなぁ……大変だっただろうなぁ。自分が親にしてもらったことを、自分の子どもにもできるだろうか……。
2012年5月22日火曜日
2012年5月1日火曜日
『僕らの頭脳の鍛え方』
『僕らの頭脳の鍛え方』立花隆・佐藤優
ショウペンハウエルに焚きつけられて、読書熱に火がつきました。
この4月から本格的に仕事復帰もして、また活字漬けの日々が戻ってきたこともあり、小説以外の本を読みたいなと思ってブックガイド的に読んだのが本書。立花隆さんと佐藤優さんという、ものすごく大量の本を読んでそうなお二人が推薦するブックリストは、なんとも知的好奇心を刺激するラインナップです。
歳を重ねるにつれ、ついつい自分の経験に基づいて語りたくなることが増えてきたけれど、多くの教養人が共通して唱えているように、やはり古典を読んでおくことと、正しい歴史認識を持っておくことが大切なのだなと痛感しました。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ですね。
ショウペンハウエルに焚きつけられて、読書熱に火がつきました。
この4月から本格的に仕事復帰もして、また活字漬けの日々が戻ってきたこともあり、小説以外の本を読みたいなと思ってブックガイド的に読んだのが本書。立花隆さんと佐藤優さんという、ものすごく大量の本を読んでそうなお二人が推薦するブックリストは、なんとも知的好奇心を刺激するラインナップです。
歳を重ねるにつれ、ついつい自分の経験に基づいて語りたくなることが増えてきたけれど、多くの教養人が共通して唱えているように、やはり古典を読んでおくことと、正しい歴史認識を持っておくことが大切なのだなと痛感しました。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ですね。
2012年4月28日土曜日
2012年4月20日金曜日
『ヤバい経済学』
『ヤバい経済学』スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー
数年前に話題となった本ですが、今読んでも十分読みがいのある面白さ。経済学を学ぶというよりは、日常生活にあふれるさまざまな事象に対して、経済学的解釈を示してくれるといったところでしょうか。
ついつい陥りがちな思考の罠への気づきがたくさんあって、手軽に読めるのに、勉強になりました。
数年前に話題となった本ですが、今読んでも十分読みがいのある面白さ。経済学を学ぶというよりは、日常生活にあふれるさまざまな事象に対して、経済学的解釈を示してくれるといったところでしょうか。
ついつい陥りがちな思考の罠への気づきがたくさんあって、手軽に読めるのに、勉強になりました。
2012年4月1日日曜日
『読書について』
『読書について』 ショウペンハウエル
読書熱に火をつけてくれた一冊。
「読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない。」
胸にグサリと刺さる言葉です。本を読むと、なんだかとっても教養豊かな人になったような気分になったり、クリエイティブなひらめきに満ちた感覚が訪れたりするけれど、それは錯覚なのだと突きつけられました。
とはいえ、インプットとアウトプットの繰り返しにより、人の思考だったものが自分の血となり肉となるのだと信じているので、やっぱり読書は楽しく、刺激に満ちていて、とてもやめられません。
読書熱に火をつけてくれた一冊。
「読書は、他人にものを考えてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない。」
胸にグサリと刺さる言葉です。本を読むと、なんだかとっても教養豊かな人になったような気分になったり、クリエイティブなひらめきに満ちた感覚が訪れたりするけれど、それは錯覚なのだと突きつけられました。
とはいえ、インプットとアウトプットの繰り返しにより、人の思考だったものが自分の血となり肉となるのだと信じているので、やっぱり読書は楽しく、刺激に満ちていて、とてもやめられません。
2012年3月29日木曜日
「我ら、時」展示会へ
パルコで開催されている、小沢健二「我ら、時」展示会へ行ってきました。
地味ながら、なかなか胸が熱くなる展覧会でした。オザケンがパルコで展覧会を開く。それも、3/16~4/2までという短い期間だけ。ひふみよサイトでも「春の夜に……」と書かれていたので、ファンとしてはちゃんと乗っかって夜に行きたかったのですが、子持ち主婦には夜のお出かけはハードルが高く、平日の昼間に行ってきました。
展覧会では、写真を見て、流れてくる音を聞いて、オザケンが旅し、生活したいろいろな国の風景を共有・追体験していきます。特に、2010年のひふみよコンサートの舞台裏の写真にはかなり胸が熱くなり、「あぁ、こうした旅が、あのコンサートへとつながっていったのか」と気持ちを重ねることができます。そして、来る3/30のコンサート、「東京の街が奏でる」への期待を膨らませたのでした。できることなら誰かと一緒に行って、感想を話し合いながら見たかった。
さて、このパネルの上に設置されているスピーカーがなかなかの曲者で、本当にパネルの真前に立つ人にしか音が聞こえない。しかも、1枚のパネルにつき、流れてくる音がかなり長いので、前の人がなかなか動いてくれない。
展覧会の開催期間が短いこともあって、平日の昼間だというのになかなかの混みっぷり。当然、各パネルの前では結構な人が順番待ちしているのですが、こちらはなんといっても子連れ。おとなしくしていられない1歳児が、アゥアゥ言うわけです。みんなが静かに、小さな音に耳を傾けている空間で。
娘も、ぐずっているわけではないんです。むしろ、薄暗い部屋に心地いい音が聞こえてくるからか、機嫌よくおしゃべりしているのですね。とはいえ、こんな「大人の空間」には完全なる場違いな声。娘が声を発するたびに緊張し、いたたまれずに足早に展覧会場を通り抜け、出口へと向かったのでした。
場所がパルコだし、小さな展覧会だし……と油断していましたが、やはり大人の場所に子どもを連れて行ってはいけませんね。今後の戒めにしたいです。
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