『調べる技術・書く技術』野村進著
この4月から部署が異動になり、編集という初めての仕事を担当することになりました。文章を読むのは好きですが、自分で長い文章を書いたり、人の書いた文章に手を入れたりするのはなかなか難しく、悪戦苦闘の毎日です。そこで、まずは書く技術を身につけようと買ってみた、『調べる技術・核技術』。期待以上のおもしろさでした!
著者はノンフィクション作家の野村進氏。「フォームを身につける」ことの重要性を何度も唱えています。紹介されているいくつかのフォームの中でも特に興味深いのが、“ペン・シャープナー”についての記述。すなわち、書く前に鉛筆を削って準備を整えるように、「文章のカンを鈍らせないために、書く前にお気に入りの文章読む」ことが大切だというものです。
毎日のように「なんだか書く気が起きないな」と逃げがちな私にとって、筆者のこの文章こそがペン・シャープナーになったのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。