「死ぬまでにしたい10のこと」を観ました。
余命数カ月と判明した主人公(大学の清掃係)が死ぬまでにしてみたいことを、夜中のカフェで書き出す。
・髪型を変える
・娘たちに新しいママを見つける
・夫以外の男と恋をする
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挙げられた10のことは、別段大したことではないのですが、余命数カ月と告知されてからしてみたいことって、案外こんな些細なことばかりなんじゃないかなぁと思えるんですね。
もっと泣ける系かと思ったけれど、明るくひたむきなヒロインにじめじめ感はなく、自分がいなくなっても、残された家族が心安らかに生きて行けるようにと健気に気を配る姿が胸を打ちます。
映画では、この場面でこの音楽!という、音と映像がぴたりとはまる瞬間があると思いますが、本作の場合は、それが"God Only Knows"。心をぐっとつかまれます。
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