2012年9月14日金曜日

「お茶でも飲みましょう」Skypeトークショーへ



オザケンによるトークショーを聞きに、渋谷クアトロに行ってきました。

少人数のトークショー(「お茶会」)は、Skype越しとはいえどもかなりアットホームで、中には直接オザケンと会話できるラッキーな参加者も。

ライブのような昂揚感はありませんが、和やかで楽しい時間を過ごしてきました。


鼻につくという人もいるとは思いますが、オザケンが語る話は、いつも知的でおもしろいのですよ。

2012年9月1日土曜日

『八日目の蝉』

『八日目の蝉』 角田光代

安定の女流作家、角田光代。いろいろ読んだけれど、これにはやられた。

胸が苦しくなる展開の後、わずかに救いの光が差したかのような結末。私は今、娘を失ったら生きていけません。

2012年8月1日水曜日

『舟を編む』

『舟を編む』 三浦しをん

芥川賞や直木賞よりも本屋大賞が好きで、今まで読んだことがない作家との出会いを目的に、よく手に取ります。2012年度の本屋大賞である本作は、自分の仕事に通じるものがあり、かなり響きました。

編集という仕事は、実に地味な縁の下の力持ちなのです。考えれば考えるほど思考がこんがらがってしまい、何度も手直しすればするほど本質から遠ざかっていくことたびたび……。

「編む」という言葉の深さを改めて感じさせられた一冊。よい出会いをしました。

2012年7月1日日曜日

『ポトスライムの舟』

『ポトスライムの舟』津村記久子

同年代(ロスジェネ世代)の著者・津村さん。掴みどころがない脱力具合が心地よく、一言一言が異常なまでに腹にストンと落ちてきました。

「バブル入社世代」「就職氷河期世代」「ゆとり世代」などと世代でラベル分けすることは多いけれど、内心、そうした区分に違和感を覚えていたものでした。でも、こうして同年代の作家に共感を覚えてしまうあたり、やはり「世代」というのは存在するのだと実感。


ところでまったく余談ですが、「肩肘張った」という言葉から、ついつい「肩パットが入った洋服」を連想し、さらにはバブル世代の男女雇用機会均等法を生き抜いてきたたくましい女性キャリアたちを連想してしまうのは私だけでしょうか?

2012年6月15日金曜日

『憂鬱なハスビーン』

『憂鬱なハスビーン』朝比奈あすか

ハスビーン(has been)とは、「かつては何者かだったけれど、今はもう終わってしまった者」のこと。遠い昔に神童と呼ばれたり、お受験や中学受験を経験してきた人ならば、多かれ少なかれ共感できるものがあるのでは。

過去の栄光にすがりつくわけではないけれど、今の自分を素直に受け入れられないという状況はなかなかに切なく、主人公のもやもや感が響きました。

そういえば、私も小中学生の頃、学校が終わってから親に塾の送り迎えをしてもらっていたなぁ……大変だっただろうなぁ。自分が親にしてもらったことを、自分の子どもにもできるだろうか……。

2012年5月22日火曜日

MUVEIL 檸檬スカート



絵画のような美しい絵柄に一目ぼれして連れ帰ってきたMUVEILのスカート。

膝が隠れる丈も年相応で気に入っています。


2012年5月1日火曜日

『僕らの頭脳の鍛え方』

『僕らの頭脳の鍛え方』立花隆・佐藤優

ショウペンハウエルに焚きつけられて、読書熱に火がつきました。

この4月から本格的に仕事復帰もして、また活字漬けの日々が戻ってきたこともあり、小説以外の本を読みたいなと思ってブックガイド的に読んだのが本書。立花隆さんと佐藤優さんという、ものすごく大量の本を読んでそうなお二人が推薦するブックリストは、なんとも知的好奇心を刺激するラインナップです。

歳を重ねるにつれ、ついつい自分の経験に基づいて語りたくなることが増えてきたけれど、多くの教養人が共通して唱えているように、やはり古典を読んでおくことと、正しい歴史認識を持っておくことが大切なのだなと痛感しました。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」ですね。