『魂の退社』 稲垣えみ子
高収入だけれど仕事に忙殺される朝日新聞社を早期退職し、「自由」を手に入れた筆者。
電気代200円で暮らす清貧生活は、ともすれば読み手を不安にしてしまいそうなほどのインパクトのある暮らしぶりです。
それでも安心して楽しく読めるのは、ご本人の芯の強さと知性、そして何よりも安定感のある筆力。このペンの力を備えていれば、この人は食いっぱぐれて路頭に迷うことはないだろうと思えます。
そして、アフロヘアがたいへんチャーミングで、私も真似したいなとうっかり思ってしまいました。
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