Sacai レーススカート

美しいリバーレースに惹かれ、初・Sacai。グレー×ネイビーの千鳥格子だし、コンサバに着れるかなと思って。

ところが、入荷連絡を受けて家に連れ帰った直後に妊娠が判明。これからどんどん大きくなるお腹と、久しぶりの赤ちゃんのお世話のことを想像すると、このスカート、これから何回履けるかな……。

『ひとりでは生きられないのも芸のうち』

『ひとりでは生きられないのも芸のうち』内田樹

読む前から「おもしろいに決まってる！」と確信できる、なんとも秀逸なタイトル。

現代社会における問題を、いつもながらのわかりやすい語り口で伝えてくれる内田先生。非婚と少子化、労働・キャリア、メディア、グローバル化、死と愛……どれも非常に大きな社会問題であるけれど、ごく個人的な問題に置き換えながら、丁寧に（そして、時にとんでもなく雑に）解説し、その先へと導いてくれます。

読み終わると頭はすっきり。自分にとって大切なものがクリアになりました。

ぐりとぐらの切手

小さいころから「ぐりとぐら」が大好きで。

自分の子どもにもシリーズで絵本を買い与えて、本当は自分が読みたいから、毎日のように読み聞かせしています。

郵便局がシーズンごとに出す「おもいでシリーズ」の切手はどれも大好きなのですが、今回はぐりとぐらとあって、真っ先に買い求めました。

正直、あまりにかわいいので使いたくありませんが、大切な人へのお手紙に貼って送りたいですね。

『日本の人事は社風で決まる』

『日本の人事は社風で決まる――出世と左遷を決める暗黙知の正体』　渡部昭彦

読みやすいし、うなづけることばかりだし、就活に悩む大学生や初々しい新入社員にはおもしろいんじゃないかしら。

ただ、社会人歴十数年、転職歴もある私には、「何をいまさら」感が強かった。

自分の性格に合った組織に勤める方が組織も自分も幸せなのはもちろんのことだけれど、日本の場合は、おそらく新卒で入った会社の社風に良くも悪くも染められてしまうのでは？

日ごろから会社でも家庭でもないサードプレイスを持っておかないと、ミドルやシニアになったとき、自分の会社の常識しか受け入れられない世間知らずになっていそうな気がするな……。

クリスマスリースのワークショップ

神楽坂のラカグで開かれた、クリスマスリースづくりのワークショップに参加してきました。

リースに使うたくさんの葉から、森林の中にいるようなとってもよい香りが！深呼吸してたくさん吸い込みたい気分です。

図工の時間のように無心になって手を動かし、不器用ながら、がんばって作りました。

『本日は、お日柄もよく』

『本日は、お日柄もよく』原田マハ

作家の新規開拓で手に取った一冊。

何が目を引いたかというと、作家・原田マハさんの経歴。大学卒業後、伊藤忠や森ビル、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、現在はフリーランスのキュレーターをなさっているという。キュレーターなのに小説も書けるなんて、器用な方！

この経歴を見ると、まずは山本周五郎賞をとった『楽園のカンヴァス』から読むのがセオリーなんだろうけれど、図書館では貸出中だったので、まずはこちらを。

感想はというと、読みやすく、面白かったけれど、正直ほとんど残らない。『楽園のカンヴァス』で出直します。

Jewels from MIZUKA

上野水香さんプロデュースバレエ“Jewels from MIZUKA”を観てきました。

短い演目をいくつも組み合わせた、まさに宝石箱のような華やかな舞台。バレエ鑑賞は初めてで右も左もわからない私には、手軽に楽しめてよかったです。

いい歳してバレエを習いたくなりました。

『MASTERキートン Reマスター』

大大大好きなマスターキートンに新刊が！

仕事後に急いで書店に寄って買い求めて帰ってきました。

娘よ、お願いだから今日は早く寝ておくれ。

PRETTY THINGS（駒沢大学）

最近のお気に入り、プリティシングスのカフェオレ。

ハンドドリップでゆっくり淹れてくれるのをのんびり待つ時間も楽しいものです。

子どもを駒沢公園で遊せている間、ベンチに座って温かいコーヒーを飲むのが最近の土日の過ごし方。

プリティシングス （カフェ / 駒沢大学駅、桜新町駅、等々力駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5

LAURENCE DOLIGE ボーダーニット

先日購入したローレンスドリジェのボーダーニット。

３枚のニット生地を立体的につなぎ合わせているため、ローゲージながら、見た目はすっきり。

袖に入ったスリットが面白いのですが、ひらひらしてしまって、やや仕事をしづらいのが難点かな。

familiarのワンピース

娘用にファミリアで冬のワンピースを買いました。

白襟のワンピースって、どうしてこんなにかわいいんでしょうね。

ベージュの方は贅沢なことに、カシミヤなんです。大人のものもあるなら、私が着たいくらい。

『姉の結婚』

『姉の結婚』群ようこ

ELLE ONLINEで紹介されていたから図書館で借りた記憶があるのだけれど、読み終わって思ったのは「これをELLEエディターが紹介するはずがない！」という確信。

女のお金にまつわる短編集なのだけれど、どの作品も実にせせこましいというか、節約を通り越してむしろケチ。笑えないユーモアとうんざりするもののオンパレード。
お買い物大好きな物欲あふれるELLEエディター（すみません、偏見です）が、「友達の結婚式にご祝儀２万円も包むのはもったいない」とか、「食費を１日1000円以内に収めなければ！」なんて話を薦めるとは到底思えないのですね。

で、よくよく調べなおしてみたら、ELLEで紹介されていたのは、同名の別作品だったのでした（作家が違うし、そもそもマンガだった）。とはいえ、私も社会人１、２年目くらいはお金がなかったなぁ。当時は、家賃のかからない実家暮らしの同僚たちをうらやましく思いつつ、会社の独身寮でチマチマ節約しながら生活してたっけ。そんなことを思い出して、少しなつかしく読んだのも事実。

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』ジェーン・スー

このキャッチーなタイトルと、女心をくすぐる美しい装丁に多くの「女子」たちがジャケ買いしたことでしょう。

「未婚のプロ」なるジェーン・スーさんではあるけれど、既婚者の私でも十分に共感できておもしろかった！

ただ、１つひとつの文章は表現豊かでひねりがきいていて、実に知的に暴力的で愉快なのだけれど、内容はもう10年前に酒井順子さんで読んだいうか、やや既読感があったかな。

それにしても、元オリーブ女子たちは年月を経てすっかり大人になっても、やっぱり良くも悪くも少女感あふれるというか、VERYママみたいにはならないのだなと改めて実感。

『幸福な生活』

『幸福な生活』百田尚樹

「愛する人の秘密」をテーマにした短編集。

まるでテレビを見ているかのようにテンポよく繰り広げられるショートショート。どれも読みやすく、手軽で面白い。

お話自体はどこかで読んだような陳腐なものばかりだけれど、ストーリーを楽しむというよりは、放送作家さんらしい演出を楽しみたい作品。

marni マルチポケットトート

ママバッグ用にと大きいサイズを買ってみたら、これがとっても使い勝手がよくて！

たくさん付いたポケットに鍵やリップクリームみたいな細々したものを入れられるので、バッグインバッグも必要ないくらい。

小さい方は、片側はピンクで裏は黒のバイカラーになっているので、冬の差し色によいかなと。

『at Home』

『at Home』本田孝好

久しぶりに、「お、この作家、いいな」という本に出会いました。

初めて吉田修一や伊坂幸太郎を読んだときのような、軽快でスピード感のある展開とさわやかな読後感。いや、ごめんなさい、正直、吉田修一や伊坂幸太郎には及びません。

それでも最近読んだ小説の中ではかなり好みで、また別の作品も読んでみたいです。

MATTERHORN（学芸大学）

昭和の香りがただよう、マッターホーンのモカソフト。

碑文谷公園で遊んだあとに必ず立ち寄る、我が家の夏の定番です。

マッターホーン （ケーキ / 学芸大学駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5

ニューオータニ ガーデンラウンジ（赤坂見附）

結婚式を挙げた場所ということもあり、愛着のあるホテルニューオータニ。

庭園の見えるラウンジで、ピエールエルメの夏メニューをいただいてきました。

柑橘類と南国フルーツで、濃厚なのにさっぱりした味わい。自分ではなかなかこういった味のスイーツを選ばないので、新鮮でした。

暑い日に涼しい場所でホットコーヒーを飲むなんて、贅沢だなと思いつつ。

ガーデン ラウンジ （バイキング / 麹町駅、永田町駅、赤坂見附駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.5

『七歳までは夢の中』

『七歳までは夢の中　親だからできる幼児期のシュタイナー教育』松井るり子

とあるきっかけでシュタイナー教育に興味を持ち、まずは１冊目としてこれを読んでみました。書いてあることはどれも素晴らしいことだし、大いに共感できるけれど、でも、子どもの前でもついついスマホをいじって友人とのLINEに興じてしまったりする私には、このすべてに信念を持って取り組んでいくのは大変だなぁというのが正直なところ。

子どもは本当にかわいいし、あふれんばかりの愛情を持って接してるつもりではあるけれど、「子育て」と「教育」がイマイチつながらないのが悩みなのです。

『立ちそばガール！』

「立ちそばガール！そば このファストで奥深い世界」イトウエルマ

ビジネスマンにとって悩ましいランチ問題。

慌ただしい中、手軽に食べられる和のファストフードたる蕎麦は力強い味方ですが、「ずずっ」系の麺類は一張羅のスーツを汚しそうなうえに、立ち食い店はやはり女性には居心地が悪いものです。

さて、本書は日経ビジネスオンラインで連載中から愛読していました。同世代のイラストレーターの女性が立ち食いそば店に潜入してレポートしているのだけれど、自身も蕎麦打ちをされるというこの筆者のこだわりの強さといったら！　めんどくさいほどにうんちくが長く、立ち食い蕎麦ネタでこんなに引っ張れるなんて……と感服します。

でも、「次にこのエリアに行くときには、ランチはここで食べよう」と思わせるレポートが満載で、ムダに増えてしまった蕎麦の知識を誰かにひけらかしたくなることうけあいです。

ROSEanna レースブラウス

コットンレースが気に入って購入したROSEannaのブラウス。

夏は、家で洗濯できるものが一番なので、カットソーよりきちんと見えるし、仕事着にいいかなと思って。

SOFIE D'HOOREシャツワンピース

ソフィードールにしては、わりと凝ったつくりのシャツワンピース。

引きずりそうなくらいの長め丈も、ストールを羽織っているような襟元のデザインも、くしゅっとしたパフスリーブっぽい袖も、どれもみんなお気に入り。

HYKEコットンパンツ

試しに１本買ってみて、すごく気に入ったので、すぐに追加で購入したHYKEのパンツ。

カーキの方は気に入りすぎて、すでに何度も履いているのでくたくた。

股上が深いところとか、厚くて硬めの素材とか、すべて好みです。

『嫌われる勇気』

「嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え」岸見一郎, 古賀史健

『アドラー心理学入門』が面白かったので、２冊目に手を出してみました。それが、なんというか、、読みにくい本だった（苦笑）。

理解しやすいようにか、ストーリー仕立てになっているのだけれど、それが余計にややこしくもあり。。

アドラー心理学をより深く知りたいと思って手にしたのだけれど、ちょっと肩透かしをくらいました。

和栗や（千駄木）

仕事で御徒町に行く用事があったので、足を延ばして谷中銀座へ。

いただいた栗薫モンブランは、見た目もお味もとっても繊細。フランス系パティスリーでいただく洋酒や香辛料がふんだんに使われたモンブランとは趣が異なり、ほろほろ崩れるような食感と、ほんのり口の中に広がる栗の香りが楽しめます。

お煎茶と一緒にいただきながら、幼いころに家で食べた茹で栗の味を思い出しました。

和栗や （甘味処 / 千駄木駅、西日暮里駅、日暮里駅）

昼総合点★★★☆☆ 3.0

『アドラー心理学入門』

「アドラー心理学入門――よりよい人間関係のために」岸見 一郎

巷で大流行のアドラー心理学。流行に乗って読んでみましたが、これが、思いのほかおもしろくて！

「トラウマ」に代表されるような、過去の経験が自分をつくる（縛る）という考えを否定し、自分が事象の原因を過去に求めてしまうのだとするのは、本当に目からウロコ。ついつい自分の育った環境などを言い訳材料に使ってしまうことが多いけれど、これはただの甘えなんだな、と痛感したのでした。

普遍的な内容ではありますが、ビジネスや子育てにも通じる内容は本当に示唆に富んでいて、驚くほど勉強になりました。

J&M DAVIDSON VIVI

ようやく娘が保育園の行き帰りに抱っこをせがむことはなくなったので、肩掛けではないバッグを使えるようになりました。

J&M DAVIDSONのVIVIは、なんといってもこのトープのようなグレージュ色が素敵で。


でも使い始めてみたら、A4の書類が入らないという事実に気づいて愕然としています。

ノートPCは持ち歩きませんが、ゲラやら資料やら通勤の荷物は多めの方なので、サブバッグを持つべきか、また肩掛けトートバッグに戻るべきか思案中です……。

THE SECRETCLOSET レースブラウス

春になるとレースが着たくなり……

シークレットクロゼットで、レースがたっぷり付いたブラウスを買いました。

きっと、メンズっぽいパンツを合わせてさっぱり着た方が素敵なのでしょうが、パールのネックレスやロングプリーツスカートとかと合わせて、思いっきりフェミニンに着たいなと思っています。

『野心のすすめ』

『野心のすすめ』林真理子

林真理子さんに対する先入観から、どんだけギラギラした野心なのか……と興味本位に手に取ったのだけれど、至極まっとうな自己啓発本、というか、ビジネス書といってもよいものでした。よい意味で、大きく期待を裏切られました。

本書は、大きな野心を抱くことを勧めるのではなく、それぞれが自分の内に持つ野心にきちんと向かい合い、それを満たす努力をしなさい、と唱えています。

「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。」

本当に、その通り。心に響きました。