2010年12月12日日曜日

モネとジヴェルニーの画家たち

仕事が産休に入ってからは、胎教を口実にいろいろと出歩いて、子なし最後のアーバンライフを満喫しています。

Bunkamuraで開催中の「モネとジヴェルニーの画家たち」へ行ってきました。


ジヴェルニーは、フランスを訪れた際に特に印象に残った素敵な街。小さくてのどかな田舎町ですが、「花のパリ」とはまた違った味わいがありました。ベルサイユ宮殿の美しく手入れされた、ヨーロッパ的な左右対称の庭園とは180度も異なる、モネの庭の乱雑さ。バラが咲き乱れる華やかなゾーンもあれば、苔と藻と柳が視界を占領する、決して手入れが行き届いているとは言いがたい静かな睡蓮のゾーンもあり。不秩序な美しさでした。


そんなモネの庭とジヴェルニーの街並みが一気に思い出される、素敵な企画展でした。印象派の色彩は明るく楽天的で、脅かされることなく観れるという点で実に胎教向きだったかな。

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