2007年10月12日金曜日

『国家の罠 ―外務省のラスプーチンと呼ばれて』


鈴木宗男の腰巾着にして外務省のラスプーチン、佐藤優氏。彼の著書はどれも知的で教養に満ちていて、読むだけでなんだかとっても自分が教養豊かな人になれたかのような気分になってしまいます……。

背任容疑で逮捕されてからの拘置所生活や、実際に体験したペレストロイカなど、非常に興味深いことばかり。ノンフィクション手記でありながら、サスペンス小説のような事件性や陰謀にあふれていて、ドキドキしながらページをめくる手を止められず、明け方までかかって一気に読みきりました。


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