自粛期間中は、子どもの相手をしながら仕事をすることや、三食四人分の食事の支度に疲弊する毎日。とにかく自分の時間がなくて、SNSで見かける「おこもり美容」「ブックカバーチャレンジ」「Netflix三昧」なんて、どこか別世界の話のようでした。
そして、自粛期間中に失ったものも。
新型ウイルスに怯えていた3月、通勤する自分の気分を上げるためと、よく耳にする「石の持つパワーをお守りに」という言葉を都合よく信じて、毎日マリーエレーヌ・ドゥ・タイヤックのリングを身につけていました。
でも、さすがに天然石を付けたままハンドソープで手を洗ったり、アルコール消毒したりするわけにもいかず、手洗いのたびに付けたり外してりしていたのです。
そして、、なくしました。
娘が大人になったら譲ろうと夢見ていたMHTのリング。まだ買って1年しかたっていないのに……。
これまでの人生で、指輪をなくしたのは何回目なの……もう指輪なんて買うもんか。
さらに、マスクの紐に引っかけて、ピアスキャッチを飛ばすこと2回。マスクとピアスは相性最悪だな。
そんな紆余曲折ありながらも、Zoom画面での自分の顔ののっぺりぶりに驚き、「キャッチのいらない大ぶりピアス」を勢い購入。
1.Georg Jensen オフスプリングピアス
母と子の絆から着想を得て誕生したというオフスプリング。コンセプトがいいよね。
ただし、マスクの紐にはめっちゃ引っかかるから、普通のフープピアスを選ぶべきだったのかもしれない。
2.Repetto Envoléeバッグ
3月にフランスのサイトで購入し、手元に届いたのは5月の終わり。新型コロナウイルスでてんてこ舞いだったパリから一向に発送されず、毎日DHLの追跡画面を見ながら胃をキリキリさせていたものです。
スカートのようなフレアが美しいバッグ。これを持ってお出かけする日は訪れるのか。