『街場の平成論』内田樹
大好きな「街場の〇〇論」シリーズ!
さまざまな立場の著者により、多角的な視点で語られる平成論。視点が変わると認知も変わるわけで、「平成ってこんな時代だったっけ!?」と驚くことも。
賛美も否定もないニュートラルな論調なので、ムダに気持ちをすり減らすことなく読めるのがうれしい。10歳から40歳まで平成と共に過ごしてきた自分としては、「失われた30年」とか言われると悲しくなってしまうのです。私にとって平成は、多感な青春時代を過ごし、大切な家族を手に入れた、人生における大事な期間だったから。
人生100年なら、令和の次の時代まで見れるかも。そうしたら、自分史における平成論を孫に聞かせたいな。
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