2019年4月15日月曜日

『そして、バトンは渡された』

『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ

「血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった」という帯を読むだけで、なんかもう、涙と葛藤と成長を勝手に想像、いやむしろ期待しまうのだけれど、描かれているのは淡々と流れる家族の日常。

「バトン」の意味を深く噛み締める最後のシーンには、胸がいっぱいに。血のつながりさえあれば家族になれる、というわけじゃないんだよなぁとしみじみ感じ入りました。

今日の夕食は、子どもたちが大好きな餃子にしよう。

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