2019年3月11日月曜日

『失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ』

『失われた感覚を求めて 地方で出版社をするということ』三島邦弘

『計画と無計画のあいだ』から3年後。人が増え、在庫が増え、オフィスが増えたミシマ社の姿が、素直に記されています。

ミシマ社本の一読者としては、版元のオフィス移転をめぐる葛藤にはそこまで興味が持てなかったけれど、出版に限らず、地方の田舎で暮らし、ビジネスをするということの苦悩を痛いほどに感じました。
そして結局、筆者の故郷・京都の真ん中に落ち着くところも、なんだか考えさせられたな……。

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