『世界の果てのビートルズ』 ミカエル・ニエミ
私はおそらくあまり熱心なビートルズファンではないし、アルバムだって、そんなにたくさん持ってません。
でもビートルズのことはとても好きだし、2002年のポールの来日公演で「ジョージに捧げる」といってジョージのウクレレでポールがSomething歌ったときには胸が熱くなったものです。「ボクがこうやって(ゆっくり)ウクレレ弾くとね、ジョージが "No, No, No" と言ってこうやって(速く)弾くんだよ」とか言ってさ。
本作はビートルズの本ではなく、ビートルズを聴いて「うわー!」となったスウェーデン奥地の少年の話です。
ビートルズファンならば、きっとどこかに共感できるところがあるはずで、久々に、あぁいい本にめぐりあったなぁという気分になりました。本屋大賞も、納得。
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